ジープ直系モデル

ジープがアメリカ本国だけでなく他国でもライセンス生産されていたのは皆さんもご存知の事と思います。
その中の一つにインドの「マヒンドラ&マヒンドラ社」があります。そしてそのライセンス生産をされていたのは三菱自動車と同じCJ3Bがベースのモデルでした。
三菱自動車がCJ3Bをベースに50系、更に20・30・40系とモデルを拡大していきました。しかし1998年に生産を終了してしまいました。
マヒンドラ&マヒンドラ社でもCJ3Bベースに三菱ジープと同様にロングホイールベース車やパネルバンのジープ等を色々と生産しておりましたがジープとしてはやはり生産終了となりました。
しかしマヒンドラ&マヒンドラ社が三菱自動車と違うのはジープの後継車をThar/タールという新しい名称に変えジープ直系モデルして生産を続けたのです。
そのタールは既にモデルチェンジをも行われ現在では2代目となっておりスタイルも現代的となり殆どステランティスのラングラーの様な見た目の四輪駆動車です(笑)。
三菱自動車がジープの生産を辞めたのは安全基準の関係は勿論ですが、ジープという名称の使用の期限切れともお聞きします。
ここからは「たら・れば」の話になってしまいますが、三菱自動車もマヒンドラ&マヒンドラ社の様に新たな名称を与えてでもジープ直系の車両の生産を継続して欲しかったものですね。