ブルドッグ

また買い物に行った時の事ですが、懐かしい車を見かけました。それはホンダの『シティターボⅡ』通称ブルドッグの名で親しまれた車です。

シティの初代のAA/VF型は、1981~1986年に製作され「トールボーイ」と呼ばれるユニークな背の高いデザインを採用し人気となった車両です。
その中でもシティ ターボⅡは1983年に登場し、1.2リッターターボにインタークーラーを装備。4,000回転以下でアクセルを全開にすると過給圧を10秒の間に約10%アップするスクランブル・ブースト機構を備え、外観でも前後オーバーフェンダーにビッグパワーバルジ、エアインテークを備えたリアフェンダーなど過激な車両でした。

シティにはノーマルの標準モデルだけでなく、ターボ付きのターボやインタークーラーターボ付きのターボⅡ、ハイルーフ仕様のマンハッタンルーフやオープン仕様のカブリオレなどのバリエーションがありました。
またターボⅡにはターボⅡだけによるよるワンメイクレースの「シティブルドッグレース」も開催されてましたが。重心の高さとホイールベースとトレッドのバランスから転倒する車両が相次いだ事も記憶しています。
あと意外と知られていないのがオープン仕様のカブリオレですが、実はなんと三菱ジープの生産をしていた東洋工機(現パジェロ製造)で生産されていた車両だったという事です。

懐かしいと申し上げたシティターボⅡですが、店主の三菱ジープJ59改よりは新しい車です。ですからシティターボⅡが発売された時、既に店主は今乗っている三菱ジープJ59改に乗っていましたし現在も乗り続けています。あんなにも流行り程沢山走っていたシティでしたが今は一体どこに行ってしまったのでしょう?。