三菱ジープJ59改の補修と改装の内容/ガードプレートの取り付け

店主の愛車の三菱ジープJ59改ですが、約1ヶ月程ドッグ入りをさせ車検と一緒に今回は痛みが激しいボディの補修と改装を行いました。
さてその補修と改装の詳しい内容です。なお今回の補修と改装については「無いものは作る」の精神で対応をしております。
店主の三菱ジープJ59改は新車で購入後今年で38年目を迎えるジープで旧いボディです。更にCrossCountryJeepingで酷使されたという事もあり、彼方此方に錆と腐りが出ており場所によっては穴が開いてしまっているという酷い状態です。
ドア下のサイド部分は運転席の足元と工具箱へは外へ貫通した穴が開いてしまっています。リヤ周りについてもバックランプ周りやナンバー灯周りは腐食によりボロボロです。リヤフェンダーの上側などは穴が開いていて黒のガムテープで塞いでボロ隠しをしている様な状態です。

 

ボディの錆や腐りについては板金塗装での修理という方法があります。しかし店主の三菱ジープJ59改はあまりにも酷い状態で錆と腐りによる穴が開いてしまっていますのでボディ自体が弱くなってしまっています。そこで今回は補強とガードも兼ねてボディの上からアルミ製のガードプレートを取り付けるという補修方法をとりました。
勿論ただ単にガードプレートを上から取り付けるのではなく、取り付け前にはボディ側へ錆止め処理をし、今回のこの補修の為に新たに製作したガードプレートのドア下のサイド部分には『サイドガード』をリヤ周りには『コーナーガード』を取り付けたのです。

 

リヤ周りについてはコーナーガードと一緒にテール・ウインカー・リフレクターとブラケット、スペアタイヤキャリアとブラケット、ライセンスプレートブラケット、ボディマウントも新品に交換しました。バックランプは増設し超ワイドレンジを照射してくれるIPFのワイドスコープバックランプにしました。
そのおかげで真後ろからリヤ側だけを見ると綺麗で新車の様に感じます(笑)。
アルミ製のガードプレートを取り付けただけなのですが見た目の印象がかなり変わりました。少しゴツイ感じになりましたが綺麗になりましたのでとても満足です。

  

なお今回新たに製作し取り付けを行ったこの①コーナーガード②サイドガード、そして③フロントフェンダーガードの3点はオリジナル商品として販売をさせて頂きます。
ご存知の様にコーナーガードについてはラングラー用やジムニー用は既に専用部品として販売されています。そのせいもあり以前より複数のお客さんから商品化のお願いをされておりました。今回店主の三菱ジープJ59改への取り付けを機会に型取りをして商品化を致しました。
①コーナーガードはリヤゲートの直ぐ横からリヤフェンダーアーチの途中までの長さにしてあります。取り付けについてはテール・ウインカー・リフレクター・ナンバー灯・凸ホックの取り付け加工とバックランプの増設の必要となります。
②サイドガードはフロントフェンダーの直ぐ後ろからリヤフェンダーのアーチ前までの長さで前後2枚に分かれたプレートにしてあります。
③フロントフェンダーガードはフロントフェンダーの上面全てをカバーします。取り付けにはサイドミラーの取り付け加工が必要となります。

基本的に全てのガードプレートはリベット留めや鉄板ビス等での取り付けとなります。
ポティの錆びや腐りでお悩みの三菱ジーパーの方で、板金塗装ではなく今回の店主の様な補修をお考えの方。皆さんからご注文をお待ち申し上げます。