傾斜角度

最近の乗用車の4ドアセダンのスタイルですが、昔とは随分変わましたね。
それはリヤピラーの傾斜角度です。昔4ドアセダンと言えば視認性や後席の居住性の確保の関係でリヤピラーの角度は比較的立っていました。
しかし今の4ドアセダンのリヤピラーの角度は殆どクーペ並みの傾斜角度で寝ているのです。
具体例を言えば、トヨタ・クラウンやホンダ・シビックです。
一昔前に背の低い4ドアセダンと言うのが流行った時期がありました。
トヨタ・カリーナED、三菱・ディアマンテ、ホンダ・インスパイア等です。しかしそんなお洒落な背の低い4ドアセダンでもリヤピラーの角度はそんなに寝てはいませんでした。
しかし今では燃費向上の為空気抵抗等を考えてこうなっている様です。
現在では2ドアやクーペという車が少なくなってしまい数える程度の車種しか販売されていません。
逆にセダンだけでなくミニバン・SUV・軽自動車でも使い勝手と乗降りのし易さから4ドアが主流になってしまっています。
ジープにおいても店主が乗っている三菱ジープJ59改・AMCジープCJ-7・TJラングラーの様に2ドアではなく、ラングラーも4ドアが主流になっています。いつの間にか時代は確実に変わってしまいましたね。