大外径タイヤ

最近Jeepingに行った時、特にオフロードコースに走りに行った時に痛感してしまう事があります。それはタイヤサイズの大きさ(外径)の事です。店主の三菱JeepJ59改は31×10.5-15というサイズのタイヤを履かせています。この31×10.5-15と言うタイヤサイズは一昔前までオフロードタイヤとしてはごく一般的で主流とも言うべきサイズでした。

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ところが最近では33インチや35インチという大外径のタイヤが主流と成りつつあります。ロッククロウリング等のレースではついに39インチという外径のタイヤまで出て来てる状態です。その為31インチというともう小さめのタイヤといえてしまうのです。オフロードコースなどで大径タイヤ装着の車両が走り回り深く掘られてしまった轍の所では前後のデフが轍の中央部分に乗ってしまい亀の子スタックになってしまう事があるのです。

単純にデフ下のクリアランスを稼ぐには大径タイヤの装着しかありません(ホイールのリダクション化は省きます)が、店主のJ59改はリーフ交換のみでシャックル等はノーマルのままのJeep。更に今の31インチ外径のタイヤでもフルストロークした時にタイヤのトレッド面がフェンダーに干渉してしまうというクリアランスの問題もあります。
大径タイヤを装着する為には根本的な脚周りの見直し、ギヤの変更、クリアランス対策等が必要となります。但し極端に車高を上げるのは重心が高くなってしまう事もあり、更に基本的にノーマルの外観に拘りもあるのであまりやりたくはないのです。

痛し痒しというところですね。う~ん?!困った困った。
車両の改造に頼るより腕を磨けは無しですよ。(笑)