新型JeepWrangler-JK

新型JeepWrangler-JKが発売されてから早いもので4ヶ月が経ちました。既にご購入され愛車としてお乗りになり楽しまれている方もいらっしゃいますが、皆さんはこのJeepWrangler-JKを試乗された事がありますでしょうか?。

店主も何度か試乗をさせて頂きましたが、個人的な感想では良い意味でCJ時代の面影を一掃出来たのではないかと思っています。
まず乗ってみて一番最初に感じるのはその静かさです。特にエンジン音及び排気音がとても静かで幌車(スポーツ等)であっても一昔前のバンタイプの四輪駆動車並の静かさでしょう。幌のバタつきも全くありません。
次に感じるのは乗り心地の良さです。CJやYJの様なリーフ特有の突き上げ感も、逆にTJの様なグニャグニャ感も無く、良い意味での固さがあり乗り心地が良いのです。
その他にも、サスのリーディングアームの位置変更と延長化、燃料タンクのミッドマウント化、ステアリングギヤボックスの位置変更、プロペラシャフトの変更、ブレーキの4輪ディスク化、トラクションコントール、デフロック、ABSの装備、40:1のギヤ比の採用(ルビコン)等内容でも良い変更点が数多くあります。
オフロードにしても、オンロードにしても、走り易さと使い易さはまさに今風のJeepに仕上がっていると思います。あとの好き嫌いは個人的な好みの問題でしょう。JeepWrangler-JKは劇的な進化を遂げたと思います。

まぁ強いて店主の個人的な意見を言わせて貰うなら、あの大きさと重さ。スラントさせたフロントグリルのデザイン。突き出したバンパーの形状(ナンバー位置を含む)とそのバンパーに入れられたフォグランプ(補助灯)だけは何とかして欲しかった様に思います。後はイヤーモデル毎の進化を期待しましょう。

しかし、ライトクロカンとかSUVやRVと言う名称の四駆駆動車が流行り、中にはトランスファーさえも持たない車両がある現在、JeepWrangler-JKはJeepらしさをを失っていない唯一の本格的な四駆駆動車であると言えるのではないでしょうか。