軽犯罪法違反!
先日店主がAMCジープCJ-7に乗ってお店に行く途中の事ですが、チョット呆れたとしかいえない様な事件?がありました。
後ろから赤灯を点灯させたパトカーが来たのです。その為道を譲ろうと道路の左端にCJ-7を止めるとなんとそのパトカーは店主のCJ-7の後に急停止したのです。
中から3人もの警察官が降りて来て、『免許証を見させて下さい。』と言うのです。まぁここまではよくある話ですから免許証を出したのですが、免許証を見た後に今度は『車内も見せて下さい。』というのです。
別に可笑しな物が乗ってる訳でもありませんのでジープを降りて『どうぞ』と言うと、車内をゴソゴソとあちこちを弄くり回しリヤに乗せてあったボックスからマグライトを見つけると勝ち誇った顔でとんでもない事を言って来たのです。
警察官 『これは何ですか?。』
店主 『マグライトですけど。』
警察官 『何故?こんな物を乗せているのですか?。』
店主 『えっ?何故って夜のトラブルや何かあった時に懐中電灯って必要ですよね。ですから積んでいるのですけど。』
警察官 『それならその何かあった時に持っていれば良い物であって別に車に乗せて置く必要はないですよね。』
さらにはマグライトと一緒に置いてあった工具箱の中のマイナスドライバーまでをも問題視し、
『何故?、こんなドライバーがいるのですか?。車にはマイナスのネジなどありませんよ。』と訳の解らない事まで言い出すのです。殆どチンピラヤクザが因縁をつけてるのと何ら代わりません。
そして『これは軽犯罪法違反です。本署まで来て頂けませんか。』と言い出すのです。こうなるとまさに時代劇の悪役人そのものです!(笑)。
まぁ逆らう訳にもいきませんので仕方無く本署へのご招待をお受けする事としました。
本署で一通りの取り調べを受け、最終的にマグライトとマイナスドライバーは『放棄』の書類に強引にサインさせられ没収されてしまいました。
警察官の説明では、マグライトで人を叩くと、ドライバーで人を刺すと十分に殺傷する事が出来ます。必要の無いその用な物を所持しているのは軽犯罪法に違反していると言うのです。
しかしごく普通の常識ある人間がそんな馬鹿げた使い方をすると思っているのでしょうか。逆に警察官の常識を疑ってしまいます。
最近では凶悪事件が多発している為に警察も過剰に反応しているのかもしれませんが、何か間違っている様に感じてなりません。
最後に店主が『旧い車は急なトラブルが発生する事があるのですがライトや工具が無くて車が壊れた時はどうすればいいのですか?。』と質問をすると、『何で工具がいるんですか?。別に今はロードサービスやレッカー等なら24時間呼べますよ。』と笑いながら言われたのには呆れ果てて返す言葉もありませんでした。
必要の無い?マグライトや工具を車に乗せていると軽犯罪法で違反との事です。皆さんくれぐれもご注意下さいね(苦笑)。