キュービックインチ

昔アメリカでは自動車の排気量はキュービックインチ( cu in )での表記が当り前でした。
その為昔のアメ車を見るとプリムス・バラクーダ/440、シボレー・カマロZ28/427、ダッジ・チャレンジャー/318、ポンティアック・トランザム/455といった cu in で排気量表記をしていました。
実際にジープもまだAMC時代でCJだった頃には150 cu in、151 cu in、232 cu in、258 cu in、304 cu inと呼んでいました。
ただ最近ではそんなアメ車も cu in ではなくcc の表記になって来ています。
実際にJLラングラーなどでもボンネットの中のエンジンカバーは3.6Lとか2.0Lとccで表記されています。
しかしそんなJLラングラーにも一つだけ例外があります。
それはJeepWranglerRubicon392だけは昔ながらの cu in をグレード名にしているのです。因みにボンネットの中のエンジン部も392とcu in での表記になっています。
やはりCJ以来約40年ぶりに復活したV8エンジン搭載のジープですし、一応ビックブロックに入る排気量の6.4LアメリカンV8エンジンという拘りからあえてキュービックインチ( cu in )での表記なのでしょう。
ただ日本では二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出をゼロにするカーボンニュートラルが騒がれていますので、残念ながらJeepWranglerRubicon392の日本国内での正規販売は多分されないのでしょうね。