ジープラングラールビコン392

ジープJLラングラーに約40年ぶりに復活したV8エンジン搭載車のジープラングラールビコン392。通常の3.6LV6やの2.0L直4ターボのスポーツ・サハラ・ルビコンとは違う個所が多々あるのをご存知でしょうか?。
まず車高は工場出荷時から専用サスペンションで約2インチのリフトアップされショックアブソーバーもFOX製の専用品が付けられています。更にビートロック風のアルミホイール、パドルシフト、気筒休止システム、アクティブデュアルエキゾースト等が採用され、ボンネットフードも40mm隆起し392のバッジが付けられています。
インテリアもレザーシートにブロンズステッチが施されRubicon 392のロゴ入りとなります。ボンネットサイドのステッカーやボディサイドのJeepエンブレム等はブロンズカラーで縁取りされフロントとリアに付く牽引フックもブロンズカラーになっています。
装備についてはジープJLラングラーの中でさすがは最上級グレードというところでしょうか。
そして一番の違いは副変速機です。
副変速機のトランスファに2輪駆動の2Hが無く、フルタイムの4輪駆動で4Autoと4PartTimeだけとなるのです。
これは392(約6.4L)エンジンが出すで470馬力という高出力を2輪駆動ではとても受け止めきれない。との判断からフルタイムの4輪駆動になっているものと思われます。
外見上の違いは見ただけでも解りますが、この副変速機のトランスファがフルタイムの4輪駆動だけで違うと言うのはジープラングラールビコン392が北米限定販売で残念ながら日本国内では正規販売をされていない事もあり知らない方が多い様ですね。
その昔CJ-7のV8エンジン搭載車の初期モデルに自動全輪駆動システムのQuadra-Tracというフルタイムの4輪駆動が採用された事が思い出されます。ただ当時は今と違い技術力がまだまだ低かった為にトラブルが多かった事も思い出されます。
勿論ジープラングラーアンリミテッドルビコン392の4輪駆動システムは違うと思います。
しかしあえて二輪駆動のFRで振り回して操るという楽しみが出来ないというのも少し寂しいところですね。