三菱ジープの部品

先月の始めにお客様から三菱ジープの純正部品のハザードリレーのご注文を頂きました。発注してみるとメーカー欠品中との回答でした。発注後約1ヶ月経過した今日そのリレーがやっと入荷となりました。しかしこんな純正部品でさえもついにこの様な状態とは困ったものです。
三菱ジープの純正部品については残念ながらかなりのものが生産終了/廃版となってしまっています。三菱ジープは最終モデルのディーゼルターボ車で生産終了から22年が経過しており、ガソリン車については最終モデルでさえ既に34年が経過している旧い車となります。
車の純正部品の保持期間はメーカーに寄って異なりますが、基本的には生産終了から約10年間と言われております。部品によっては保持期間を過ぎた為に部品の金型を処分してしまい残念ながら生産か出来ないという部品もあります。特に三菱ジープは驚く程の拘りの造り方をされており、その為に他の車種との共通部品が少ないのです。
しかし保持期間の関係というのは解りますが、今回のリレーを含めどうしても経年劣化からの傷みが発生してしまう様な部品、例えばゴム系の部品等については何とか継続販売を続けて欲しいものです。
特に三菱ジープについては拘りを持って乗り続けているオーナーさんが沢山いらっしゃるのですからメーカー側ももう少し柔軟な考えと対応をして欲しいものですね。