支援物資の搬送

5月7日(土)~8日(日)お店はお休みさせて頂き、友人達と水、食料品、生活用品等の支援物資を持って被災地へ行って来ました。
今回被災地に行ったのは在宅の被災者の方々へ支援物資を配布する為です。

7日の朝5時に出発してなんとか昼頃には最初の目的地である宮城県気仙沼市に到着。そして午後から現地の方のご協力を頂き支援物資の配布を行ないました。
翌日8日も午前中は同じ様に配布を行い、午後からは気仙沼市からJR気仙沼線に沿って南下し宮城県本吉郡南三陸町へ場所を移動して支援物資の配布を行ないました。南三陸町は殆ど町が消えてしまっているという悲惨な状態で、さらに震災後約2ヶ月が経過する今でも水道や電気のライフラインさえまだ回復していないのです。

今回被災地へ行って感じた事は、メディアを通じてその被害は知っていたはずなのに実際に生で見たものは想像をはるかに超えたものでした。あまりの悲惨さ惨さに何も言葉が出て来ません。ただ出るのは涙だけでした。自然の脅威の前では人間というのは無力だという事を痛感しました。

今回店主達がした事はほんの小さな事です。全て被災地に行った訳でもありませんし、偉そうに言う事でもありません。ただそれでも皆さんにこれだけは言わせて頂きます。沢山の画像を撮ってきました。しかしその画像を見ても、またどんな長文の詳しい説明をしても、もちろんTVの映像からも、この悲惨さは伝わらないと思います。
出来れば一度被災地を生で見て下さい。その状況を見れば誰でも必ず、自分には何が出来るだろう?。何かをやらなければいけない!。と感じるはずです。、思うはずです。考えるはずです。
TVでは『一つになろう日本』『頑張ろう日本』と盛んに呼びかけています。それなのに震災など全くの他人事と無関心な方がいます。また芸能人が被災地に復興支援に行くと「売名行為!」などと批判する方もいます。こういう方々こそ今直ぐに被災地へ行き自分の目でその現状を見て頂きたいと思います。(但し手ぶらでただ見に行くのではなく、必ず支援物資を持っていく様にお願いします)

被災地の方々は復興に向け努力されています。頑張ってられます。今後も支援は絶対に必要な事です。復興に向け長いサイクルでの支援を続けていこうではありませんか。皆さんのご協力をお願い致します。