改良型クラッチペダル

再販を開始した弊店オリジナル商品の『三菱ジープJ55専用/改良型クラッチペダルアッセンブリキット』ですが、以前より再販のお願いとご注文を頂いていたお客様には既にご発送をさせて頂いたのですが、その後も別の新しいお客様からご注文を多々頂き売れております。どうもありがとうございます。
このままだと年内中には完売してしまいそうな勢いです。
ただこんなにも三菱ジープJ55にお乗りでクラッチペダルが戻らずにお困りの方が多かったのかと驚いています。
J55はさすがに三菱自動車が最後に作り販売をしたジープだけあってかなりの個所が改良や変更を受け良くなっています。
まずは排ガス規制対策の為にEGRを装着し燃料噴射タイミングと噴射量の適性化を図る為に燃料噴射ポンプを列型からEVポンプへ変更しました。
外見ではワイパーも3連式となり払拭面積が広がり、リヤのバンパーが左右に付けられ、吸気経路がラジエターグリルからボンネットサイドの左フェンダーの上に変更されました。
車内でもシートベルトのバックルマウントにカバーが装着され、シートベルト非装着警告灯とウォーターセパレートインジケーターが付けられラジオもデジタル式になり、シート生地やサンバイザーの難燃化やエンジンの熱量アップによるヒーターの能力アップ、燃料タンク回りの改良等があります。
他にもリヤデフとドライブシャフトの強化、トランスミッションのベアリングの大型化、フロントブレーキの強化等の変更点もあります。
クラッチについてもペダルの踏力を減少する為に態々リターンスプリングの取り付け位置を変更しロッド付きのリターンスプリングに変更したのです。しかしここだけはそのおかげで経年劣化によりクラッチペダルが戻らなくなるという欠陥の様なトラブルが発生してしまうのです。
なおこのトラブルに対しロッド付きリターンスプリングを外ししまいトラブルが解消した。と言っている方がいますが、実際には何も解消しておらず返って違うトラブルを誘発させてしまいますのでくれぐれもご注意下さい。何故メーカーがクラッチペダルに態々リターンスプリングを取り付けているのかを冷静に考えてみて下さい。