SJチェロキー

先日ちょっと買い物に出掛けた時に珍しいJeepを久しぶりに見かけました。それは『チェロキーチーフ』です。

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チェロキーといってもXJチェロキーではなくその前のモデルのSJチェロキーです。その中でもアクセルをワイド化しオーバーフェンダーが装着されたモデルとして1975年から販売されたのがこのチェロキーチーフです。まだまだ絶版車にお乗りの方がいらっしゃるというのは嬉しい事ですね。これからも大切に乗り続けて欲しいものです。

そう言えば発売当初は新しいXJチェロキーは搭載された標準エンジンが直4の2.5リッター(V6の2.8リッターエンジンはオプション)だった事やそのボディサイズの事もありスモールチェロキーと呼ばれていました。しかしいつの間にかSJチェロキーの方がビッグチェロキーとかフルサイズチェロキーと呼ばれる様になってしまいました。(SJチェロキーのエンジンはV8の360。オプションではV8の401も選べました)

まぁこれは三菱Jeepが昭和52年以前車をナロウと呼ぶ事や、MBやGPW等の低いボンネットのJeepをローフードと呼ぶ事にも似ています。本来なら原点のモデル側がオリジナルとなる訳ですからそこから変化や進化をした方をワイドやハイフードと呼ぶべきなのが本当なのでしょう。しかしいつの間にか新しい車両側の方をメインと考えて呼ぶ様になってしまう。やはりこれも時代の流れ時代の変化なのでしょうか。

あと10年もしたら店主が乗っている三菱ジープJ59改やCJ-7はなんと言われる様になるのでしょう?。ちょっと怖い気もします(笑)。