ラングラーのエンジン

今回はジープにラングラーの名称が付く様になってから搭載されているエンジンについてのお話です。
1987年より販売された初代のYJラングラーに搭載されたエンジンはCJでも使用されていた258cu inの4.2L直6エンジンが採用されていました。
それが1991年からは242cu inの4.0L直6エンジンとなり、2代目となるTJラングラーにも引き続きその242cu inの4.0L直6エンジンが採用されました。なお2003年からは点火方式がダイレクト点火になりました。
2007年の3代目のJKラングラーからは新開発された231cu inの3.8LV6エンジンが搭載される様になりましたが、2011年からは219cu inの3.6LV6DOHCエンジンのPENTASTARと呼ばれるエンジンになりました。
2018年から販売されている現在の4代目となるJLラングラーにもその219cu inの3.6LV6PENTASTARエンジンが引き続き採用されています。
しかし231cu inの3.8Lから219cu inの3.6Lに排気量を下げるなら、もう少し下げて213cu inの3.5LV6エンジンにしてくれればよかったのではないでしょうか。
それは日本国内では自動車税が3.6Lだと3.5超~4.0L以下に該当する事になり66,500円となってしまいます。それがもしも213cu inの3.5LV6エンジンにすれば3L超~3.5L以下となりますので58,000円で済むのです。
ただ現在日本国内でのJLラングラーの販売は121cu inの2.0L直4ダウンサイジングターボエンジン車のみとなってしまい、自動車税の関係もあると思われますがその2.0L直4ターボ車が売れていますので残念ながら213cu inエンジンは夢の話たらればになってしまうのでしょうね(笑)。