三菱JeepH-J58型カタログ

昭和50年8月の三菱JeepH-J58の単独カタログです。
ガソリンエンジンのJeepはこれまで1ナンバー登録のみで、4ナンバーはディーゼルエンジンのJeepだけだったのですが、そこにガソリンエンジンでも、4ナンバー登録が出来る4G52.2000ccアストロンエンジン搭載のH-J58を発表したのです。
カラーリングもメタリックグレーに漆黒のウインドフレームとし、これまでの建設現場にこそふさわしかったJeepをレジャーに適した新しいJeep。若者の乗り物へ。とのメーカーの訴えが感じられるものになっています。

J58のカタログはそれまでのカタログと違い一般ユーザーを意識した作りとなっている。特にこのJ58は、2リッターエンジンを搭載したことで、初のガソリンジープ4ナンバー(小型車)化が実現したモデルであるため、なおさらだ。初期型カタログのため、ナロウボディー仕様でコの字形シャックルを備えている。また、シート形状なども後期型と大きく異なる。