TJラングラーの改良

神奈川県でTJラングラーにお乗りのF様。そのTJラングラーをノーマルよりもっとオフロードを走れる様にしたい。もっと楽しめるJeepにしたい。という事で弊店へご相談に来られました。
そしてこの度の脚回りの改良となりました。但し今回はお客様からいくつかのご希望がありました。それはまずオーバーフェンダーはノーマル(純正)をそのまま使用する事。そしてホイールもノーマル(純正)のスチールホイールをそのまま使用する。という2点です。

オフロードでの走破性を上げたいという事でしたらやはりどうしても脚周りの変更が必要です。基本的にはタイヤを大径のMT系タイヤに換え、サスペンションを変更する必要があります。このサスペンションの変更は大径タイヤを装着する為とストロークアップの為です。
オフロードでの走破性を考えると外径の大きな31~33インチクラスのタイヤを選択したいのですが、外径が31~33インチタイヤだとタイヤ幅が10.5~12.5となってしまう為に ノーマルのオーバーフェンダーだとはみ出してしまいますので幅の広いタイヤを装着する事が出来ません。また31~33インチタイヤを装着するとなると最低でも3インチはリフトアップしなければいけません。しかしTJラングラーは3インチのリフトアップでもプロペラシャフトやアーム類等の交換や変更が必要となります。やはりバランスを考えた改良が大切です。

そこで今回はキチンとオフロードでの使用と走破性を考えたサスペンションを選択しリフトアップは2インチとして前後サスペンションとショックアブソーバの交換。そしてタイヤは30インチ外径のMTタイヤとしました。

改良後早々に近くの河原に走りに行ったとの事ですが、『ノーマルより格段に走れる様になりました。本格的に走りに行くのが楽しみです。』と嬉しいご感想を頂きました。